ハーレーのヘルメットがそろそろ交換時期を迎えるので、次期ヘルメットを考えなきゃいかんのだが、あまりピンと来るモデルながなった。
条件としては、昭栄のフルフェイスでグラフィックモデルなんだが、そうするとかなり限定される。デザインがハーレーに合うもんじゃないといけないからな。なんせハーレーなんでそこらにあるようなモデルでは納得できない。
https://www.shoei.com/products/helmet/fullface/z-7/
で、このモデルがいいんじゃないかと思ったんだけど、ちょっとセンスが難しいところです。それに何より、問題は近所に売ってない。グラフィックモデルは定番と違うので常設で並んでいるもんじゃない。
そんなわけで問題が行き詰ってたんだが、ここでいいニュースが。
なんと、ニューモデルが出たのだった。
https://www.shoei.com/products/helmet/fullface/glamster/
グラムスター。レトロモダンな路線で最新技術投入の昭栄自信作らしい。レトロモダンなハーレーカスタムにピッタリじゃないか。これは売れるぞ。
思った通り、発売から4ヶ月後にようやく安定供給されて、店頭に並び始めたのでようやく手に取って見ることが出来るようになった。
そこで行ったのは我が心のオアシス、ライコランド小牧店である。
ヘルメットコーナーに一直線である。
一番手前の上段にフルラインで並んでいるのがグラムスターだ。早速手に取ってみたんだが、意外に、ちょっと、チープ感が漂ってるんだよな。これはレトロモダン路線だからこうなるのか。シールドの開閉がカパカパな感じで、どうにも気に入らん。サーキットユースを意識したZシリーズやXシリーズと比較していかんのはわかってるけど、うーむ。
が、しかし、消去法で考えて、他に選択肢はない。それに、買った時のワクワク感を想像すると、やっぱり最新モデルを買った方がワクワクするに決まってる。ということで、ちょっと気に入らんところもあるけど、グラムスターのグラフィックに決定した。
決まったらサイズ選びなんだが、長年、昭栄のヘルメットはLサイズと決まってるんで、迷うことなくLサイズを選んで(というかLサイズしかなかったんだけど)被ってみた。ピッタリじゃんと思ってたら、ライコランドの店員さんから衝撃の一言が!
「大きいですね」
なんですと?
大きい?
何言ってんの?
「眉毛が隠れてますから、筐体が大きいということです。ヘルメットが沈んでしまってる。これでは視界が遮られるので、安全性能上問題があります。」
理論整然と畳み掛けてきたので反論の余地なしだった。
「ええー、じゃあ、ど、どうすればいいんですか‥‥」
こうして、ライダー人生初のヘルメットフィッティングサービスを受けることになったのである。
フィッティングサービスの内容は、昭栄のサイトに紹介されている通りなんで、ちょっと省略するけど、なかなかエキサイティングな経験だった。自分の場合は、サイズがMでいいはずなんだけど、頭頂部が出っ張りがあるのでサイズをLで頭周辺にクッションを入れて調整した。これでかなりしっくりしていい感じになった。ノーマルではピッタリ、修正後はちょっとタイトめ、ということで、ヘルメットはちょっとタイトがベストなんで、これが正解なんだろう。
ということで、無料サービスでここまでやってくれた上、ダークスモークシールドやピンロックの取り付け作業までやってもらって、至れり尽くせりですよ。ライコランド小牧店さんに感謝です。
まあ、支払い金額も相当なもんでしたが。
買っておうちに帰ってきました。
うちに帰ってきてからも晩飯までのあいだ被ってたんだけど、いい感じだね。フィット感が素晴らしいね。ちょっと圧迫感があるけど、そのうち慣れるさ。それにしても見てよこのカッコ良さ。ハーレーに相性抜群じゃね?
巷で軽い軽いと評判だったんだけど、X-14と並べても大きさの差が歴然だ。重さも露骨に違う。X-14がめちゃくちゃ重く感じるよ。
ということで、新しく仲間入りしたグラムスター、これで早く風を切りたい。
来週こそバイクに乗りたい。